伊勢神宮とは

伊勢神宮

伊勢神宮は、日本の神社界を統率する総元締めのような神様が住まわれている神聖なところです。

親しみをこめて「お伊勢さん」「お伊勢さま」ともいわれます。

神宮( jingu )

「皇大神宮(こうだいじんぐう)」と「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」を中心に別宮(べつみや)を含め、伊勢周辺に点在する125社の総称を一般的に「伊勢神宮」と呼んでいます。

ご祭神( Gosaiji )

天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)
皇大神宮の正宮

※天照坐皇大御神は最上位の神名。神宮の神職も通常時には「天照大御神」と表記します。

豊受大御神(とようけおおみかみ)
豊受大神宮の正宮 

皇大神宮(内宮)

皇大神宮(こうたいじんぐう)通称は「内宮(ないくう)」

伊勢内宮の神様、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の宮を正宮といいます。

皇大神宮(こうたいじんぐう)は宇治橋のかかる五十鈴川の川上に垂仁天皇26年に鎮座されたとされ、およそ2000年の歴史があります。

ご神体は、八咫鏡(やたのかがみ)

八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま) 草薙剣(くさなぎのつるぎ)とあわせて俗に三種の神器といわれます。

天照大御神は皇室の祖神であり国民の総氏神様。

内宮の所在地は三重県伊勢市宇治館町1
広さ:5.500ヘクタール

伊勢神宮の内宮別宮

荒祭宮(あらまつりのみや)
月読宮(つきよみのみや)
月読荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)
伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
伊佐奈弥宮(いざなみのみや)
瀧原宮(たきはらのみや)
瀧原竝宮(たきはらならびのみや)
伊雑宮(いざわのみや)
風日祈宮(かざひのみのみや)
倭姫宮(やまとひめのみや)

豊受大神宮(外宮)

豊受大神宮(とようけだいじんぐう)通称を「外宮(げくう)」

伊勢外宮の神様、豊受大御神(とようけのおおみかみ)の宮を正宮といいます。

皇大神宮を内宮というのに対して豊受大神宮は外宮といわれ、雄略天皇22年に鎮座されたとされています。

また豊受大御神は、御饌都神(みけつかみ)とも呼ばれ、神々に捧げる食物をつかさどる神様ということで衣食住を始め、あらゆる諸産業の守り神といわれています。

豊受大御神は衣食住を始め、あらゆる諸産業の守り神
伊勢神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)は天皇のご先祖ということですから、天皇の料理番ということになるのでしょうか。

外宮の所在地は三重県伊勢市豊川町279番地

伊勢神宮の外宮別宮

多賀宮(たかのみや)
土宮(つちのみや)
月夜見宮(つきよみのみや)
風宮(かぜのみや)

もっと詳しく、伊勢神宮の伝統的な基本の参拝方法や別宮などについては以下のリンクからご覧ください。
・伊勢神宮参拝方法まとめ

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