伊勢の新銘菓「ササササササササササ中」
「ササササササササササ中」なんて読む?
そんな話題がネットを賑わせていました。
今回は、その「ササササササササササ中」を実際に購入してみました。
伊勢神宮や鳥羽、志摩を観光される人の中には、せっかくだから話題づくりに買って帰ろうかなと思っている人もいるかも知れませんね。
「ササササササササササ中」なんだそれ?
はじめて聞くという人のために簡単に説明します。
これまで伊勢やその周辺で、おみやげといえば「赤福」が定番でした。
伊勢市内のいたるところで「赤福」の文字を目にします。
そんな伊勢みやげの新勢力としてネーミングとパッケージのデザインで話題を集めているものがあります。
それが「ササササササササササ中」と書いて「サトナカ」と読む、手作りの素朴な味のクッキーです。
ササササササササササ中の衝撃の事実!
ちょっとサブタイトルでハードル上げたかな。
東京オリンピックのエンブレム問題ほどの大きな衝撃ではありません。
ネットなどで紹介されている画像のほとんどが「クッキー」です。
そのためクッキーのイメージが強くなっています。
実はクッキーだけじゃありません。
さらに衝撃の事実!
10個の「サ」で「中」を囲んだデザインはサトナカクッキーのために作られたものではありません。
実は「ササササササササササ中」を販売している「モナリザ」のある伊勢市河崎町の一部で里中地区では古くから使われていたもの。
数十年前からお祭などの際に商家の軒先に掲げていたそうです。
でも、安心してください!
盗作ではありません。
モナリザさんでは、伊勢をイメージさせるオリジナルデザイン、ネーミングの商品はクッキーだけじゃありません。
例えば、伊勢うどん。
伊勢のソールフード「伊勢うどん」も「伊勢うどん 2033」というネーミングで伊勢神宮をイメージさせるパッケージデザインで販売しています。
他にも、木曜限定のベーグルなども人気で知る人ぞ知るお店。
「ササササササササササ中」のロゴをプリントしたマグカップなどもあります。
ササササササササササ中の値段と味
代表的なもの「サトナカクッキー」と「伊勢うどん 2033」を紹介します。
9枚入り
価格:696円
味は「塩・米・酒」
外宮さんのご神饌にちなんだものです。
神饌とは、神さまの食事。
塩・蒸し米・酒、昆布に鰹節など他にも季節の野菜や魚の干物など。
使用する塩は神宮の神饌としてお供えされる塩がつくられている「御塩殿」もある「二見の岩戸塩」を使うなど、伊勢の素材や伊勢で加工されたものを厳選しているようです。
昆布は「サトナカ」とは別の「サトナカズ」という商品に入っています。
クッキー1枚の大きさは、500円玉より少し大きいぐらいで厚みは1cmまでないくらいです。
おみやげにするなら、1人に9枚入り1箱は欲しいですね。
その他、黒糖入りもあります。
すべての味を楽しむなら「サトナカズ」30枚入りを買うと良いと思います。
3玉入り
価格:1525円
こちらの商品のネーミングも神宮にちなんだ意味があります。
気づきましたか?
そうです!
次の式年遷宮の年です。
2013年の遷宮を終えて、一休みするのではなく、20年後の2033年を見すえて進んで行く。
そんなマインドセットをスローガンを文字に現したものが「2033(ニイマルサンサン)」だそうです。
さて、どこに行けば購入できるんでしょう?
ササササササササササ中の販売店
このサトナカクッキーを取り扱う店舗は伊勢市駅から遠くない河崎町にありました。
三重県伊勢市河崎町2-4-4
私は車でしたが、伊勢神宮の最寄り駅の「伊勢市駅」からも歩いて10分ぐらい。
もし、車で行く人はカーナビ任せで行くとビックリするような狭い道を案内されます。
運転に自信のない人は駅から歩く方が無難かも。
あと、派手な看板があるお店ではないので見過ごさないように注意が必要です!
実は、私は1回通り過ぎてから2回目通って分かりました。
話題のトレンド商品、伊勢までは遠いけど欲しい!!
そんな人もいるかも知れませんね。
モナリザさんでは、WEBショップで通販もしています。
でも、発送までに時間がかかるとショップの人に聞いていたので、どうせ伊勢まで来たのでついでに買ってしまいました。
ササササササササササ中の通販サイト
紹介が最後になってしまいました。
このモナリザを手がけているのは、伊勢生まれのアーティストユニット「EMELON(エメロン)」のお二人です。
伊勢を題材にさまざまなクリエイティブデザインを生みだしている、中谷武司さんと、はしもとゆきさん。
「ササササササササササ中」をはじめ通販サイトのEMELONでは、他のデザインのマグカップやコットンバック、Tシャツなども販売していました。
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