新幹線
江戸時代に庶民の夢だった伊勢神宮への参拝、お伊勢参り。
江戸から尾張名古屋を経て伊勢に向かう多くのお伊勢参りの旅人が行き交った東海道。
昭和になり夢の弾丸列車と言われた国内初の高速列車(東海道新幹線の前進)が走ったしたのも東京から大阪を結ぶ、東海道。
今回は、伊勢神宮に新幹線で行く時に役立つJR東海と西日本の割引新幹線チケットの予約ができるエクスプレス予約とお得な早割りサービスの早特など、新幹線の予約方法についてご紹介します。
本題の前に、実は今年2017年は新幹線のメモリアルイヤーだということを知っていますか?
例えば・・・
東京から秋田を結ぶ、秋田新幹線(盛岡~秋田区間)は20周年。
東京から山形を結ぶ、山形新幹線(福島~新庄区間)25周年。
東京から金沢を結ぶ、北陸・長野新幹線(高崎~長野区間)20周年。
東京から新潟を結ぶ、上越新幹線(大宮~新潟区間)35周年。
東京から新青森を結ぶ、東北新幹線(大宮~盛岡区間)35周年。
新大阪から博多を結ぶ、山陽新幹線(新大阪~岡山区間)45周年。
そして、東京から新大阪を結ぶ東海道新幹線を運行管理するJR東海が開業30周年を迎えました。
ちなみに東海道新幹線の開業そのものは国鉄時代にさかのぼり1964年で53年目。
知らない世代もいると思いますが「国鉄」とは日本国有鉄道といってJRの前進である国の鉄道会社、1987年の民営化でJRが誕生しました。
では、本題の新幹線の予約についてチェックしましょう。
新幹線の予約はエクスプレス予約!
東海道・山陽新幹線の予約は「エクスプレス予約」を利用するのが便利です。
・JR新幹線のうち東海道と山陽の2つの新幹線のネット予約とチケットレスのIC乗車もできる会員制のサービス。
・新幹線の予約・変更の操作をスマホ・パソコン・携帯電話からできる上に急な予約の変更も手数料無料で何度でもできます。
そんな便利な新幹線の予約方法「エクスプレス予約」はJR東海エクスプレスカードまたはJR西日本J-WESTカード、もしくはプラスEXサービス特約を利用できるクレジットカードが必要になります。
JR東海のエクスプレス カード
JR東海エクスプレスカード(EXカード)はJR東海とセディナが提携して発行しているクレジット機能を持ったカードでVisa、MasterCard、JCBを選択できる。
また、新幹線の予約以外にもCFカード加盟店、Visa、マスター、ジェーシービーの国内・海外の各加盟店での利用も可能。
年会費として1,080円(税込)が必要なる。
エクスプレス予約で新幹線を予約できるJR東海のカードには他にも京都での優待特典が特色のJR東海「そうだ京都、行こう。」エクスプレスカードもありますが、年会費は少し割り増しの2,160円(税込)です。
私は基本のエクスプレスカードです。
少なくても年1回は伊勢神宮の参拝とあわせて伊勢志摩に旅行に行きますし、大阪にも遊びに行ったりするので年会費を払ってもお得です。
例えば、東京駅~名古屋駅までの予約を新幹線に乗車する3日前までにエクスプレス予約(JR東海・JR西日本)専用ページまたはアプリから実行すれば9,770円で乗車券、特急券を購入できる。
通常の運賃 11.090円から計算すると片道だけで1,320円割引になる。
JRのカードだからこそ乗車する新幹線の変更が発生した場合、発車時刻の直前まで何度でも手数料無料で対応できる。
メリットは新幹線の割引だけではなく、JR東海ツアーズの一部の国内旅行商品が3%割引になったり、JR東海グループが運営しているホテルに特別優待料金で宿泊もできる。
さらにJRホテルグループのホテルなら全国どこでも宿泊費が10%割引になりますし、JR東海とJR西日本に加えて四国、九州の小倉・博多各駅で「駅レンタカー」の利用料から10%割引される。
JR西日本のJ-WESTカードにはまた違った特典がありますが、新幹線の予約方法やお得なチケットプラン、サービス内容は「エクスプレス予約」として共通です。
では、どのように便利になるのでしょう。
また、実際にエクスプレス予約をした場合にどの程度割引がされるのでしょうか。
簡単に便利機能をご紹介してから、一番気になる割引率を1.カードの会員本の場合、2.家族や友人の分を予約した場合、3.この夏休みに利用できる新幹線のお得なきっぷ情報の順にご紹介していきます。
新幹線乗車時の便利な機能
EX-IC
EX-ICは新幹線に乗車するための専用カードです。
新幹線へ乗車する際は事前に予約サイトやEX予約アプリから乗車する新幹線を選びネット予約のうえ、乗車日の当日は特約申し込み後に郵送されてくる「EX-IC」をSuica(スイカ)の要領で改札機にタッチして乗車する。
モバイルSuica(スイカ)
スマホや携帯電話でモバイルSuica(スイカ)を利用しているのなら専用ICカードの代用ができます。
でも、ここで注意したいのがスマホでのモバイルSuica(スイカ)対応です。
一般的にモバイルSuica(スイカ)でイメージされる改札機や切符券売機に携帯電話(ガラケー)をかざして料金が引き落とされる機能が2016年からスマホでも利用できるようになりました。
しかし、スマートホンには大きく「iPhone端末」と「Andoloido端末」の2系統があります。
iPhoneの場合、スマホをかざすだけで新幹線や在来線の運賃が引き落とされるモバイルSuica(スイカ)のチケットレスに対応しているのはiPhone7 と iPhone 7 Plus以降のiPhoneです。
Andoloidoスマホや携帯電話の場合にはモバイルSuica(スイカ)機能が使える機種なら申し込み、設定を済ませば基本的に改札機にタッチするだけの入場ができます。
プラスEX
JR東海エクスプレスカード(EXカード)は、JR東海とセディナが発行する新幹線の予約などを主体に料金回収のためクレジットカード機能を付加しているカードですが、プラスEXはお手持ちのクレジットカード会社でプラスEXサービス特約を利用できる場合、新たにカードを作成する必要なくJR東海エクスプレスカード(EXカード)同様にネットで乗車券、特急券の購入ができる。
プラスEXの場合も新幹線へ乗車する際は事前に予約サイトやEX予約アプリから乗車する新幹線を選びネット予約のうえ、乗車日の当日は特約申し込み後に郵送されてくる新幹線乗車専用ICカード「プラスEXカード(専用磁気カード)」をスイカの要領で改札機にタッチして乗車する。
プラスEXサービス特約を提供している主なクレジットカード会社
- (株)ジェーシービー
- 三井住友VISAカード(株)
- 三菱UFJニコス(株)
- トヨタファイナンス(株)
- アメリカン・エキスプレス
- (株)イオン銀行
- OMC(株)セディナ
- ダイナースクラブカード 三井住友トラストクラブ(株)
お待たせしました。
次は具体的にエクスプレス予約で新幹線にどれだけ安く乗ることができるのか。
お得なネット予約割引
IC早特(タイプB)
予約開始日と期間
乗車する日の1ヵ月前の10時から3日前の23時半まで。
東京、品川、名古屋、新大阪、新神戸の区間が対象。
朝6時台に発車する新幹線「のぞみ」と時間帯を問わず「ひかり」は終日利用可能。
主要駅間の運賃
東京・品川 ⇔ 名古屋
普通車指定席用9,770円 (割引額:1,320円)
グリーン車用 11,830円(割引額:2,850円)
東京・品川 ⇔ 京都
普通車指定席用 11,800円(割引額:2,110円)
グリーン車用 13,860円(割引額:4,830円)
東京・品川 ⇔ 新大阪
普通車指定席用 12,340円(割引額:2,110円)
グリーン車用 14,400円(割引額:4,830円)
東海道新幹線の運転区間(東京~新大阪)のお得な割引サービスです。
平日、土日などの制限はありませんが、朝6時台の「のぞみ」と終日の「ひかり」を利用できます。
東京から伊勢神宮に参拝に行く人は名古屋で近鉄またはJRに乗り換えるので、ひとり旅ならこちらを選んでもOKです。
IC早特(タイプA)
予約開始日と期間
乗車する日の1ヵ月前の10時から3日前の23時半まで。
こちらのお得きっぷも新幹線に乗車する日の3日前までに予約することで東京~博多など東海道新幹線から山陽新幹線に乗り入れる長距離の区間や新大阪~博多など山陽新幹線内の長距離も割引される。
東京・品川・新横浜~西明石・姫路・岡山・福山・広島・博多
京都・新大阪・新神戸~小倉・博多の区間が対象。
IC早特では新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」が終日対象。
主要駅間の運賃
東京・品川 ⇔ 岡山
普通車指定席用 14,400円(割引額:2,940円)
グリーン車用 20,360円(割引額:2,940円)
東京・品川 ⇔ 広島
普通車指定席用 15,940円(割引額:3,140円)
グリーン車用 22,420円(割引額:3,790円)
東京・品川 ⇔ 博多
普通車指定席用 19,850円(割引額:3,100円)
グリーン車用 26,330円(割引額:3,750円)
名古屋 ⇔ 博多
普通車指定席用 14,400円(割引額:4,140円)
グリーン車用 20,880円(割引額:4,790円)
新大阪 ⇔ 博多
普通車指定席用 11,780円(割引額:3,530円)
グリーン車用 15,380円(割引額:5,890円)
IC早特タイプ21
予約開始日と購入期間
乗車日の1ヵ月前の10:00から、21日前の23:30まで。
2017年4月10日~8月10日まで予約可能。
IC早特タイプ21は乗車日の21日前から早期予約をすることで新幹線の乗車券、特急券を割引価格で購入できます。
例えば、東京駅から新大阪駅の場合、通常料金が14,450円(普通車指定席)ですが「11,000円」になるため「3,450円」も安くなります。
しかし、割引率が大きいため朝6:00~6:59と日中11:00~15:59に乗車駅を出発する「のぞみ」の普通車指定席を数量限定という制限があります。
また、IC早特タイプ21が利用できる期間は2017年5月1日(月)~8月31日(木)まででお盆前の8月11日(金・祝)と8月12日(土)の2日間は予約を受けられない。
今年、5月の連休(ゴールデンウィーク)や夏休みを利用して伊勢神宮や伊勢志摩にひとり旅を考えているなら21日前に予約して安く新幹線に乗りましょう!
主要駅間の運賃
東京・品川
⇔ 名古屋8,800円 割引額:2,290円
⇔ 新大阪11,000円 割引額:3,450円
⇔ 岡山 13,000円 割引額:4,340円
⇔ 広島 14,000円 割引額:5,080円
名古屋
⇔ 博多 13,000円 割引額:5,540円
いずれもエクスプレス会員本人の場合の料金。
これからの季節は夏休みなど友人や家族で新幹線を利用して旅行したり観光する機会が増えると思います。
では、本人以外でも新幹線チケットを安く入手する早割りきっぷの2つをご紹介します。
EXきっぷ
予約開始日と期間
乗車する日の1ヵ月前10時から発車時刻の4分前まで。
家族や友人たちと新幹線に乗車するならEXきっぷ(乗車券・特急券一体型)を予約します。
EXきっぷで予約できるのは2名以上6名まで。
子どもの場合は1名から予約ができる。
EXきっぷなど本人以外のチケット予約ができる割引きっぷはEX-ICやモバイルSuica(スイカ)のようなチケットレスでの対応が出来ないため、乗車する駅で発券する必要があります。
主要駅間の運賃
東京・品川 ⇔ 名古屋
普通車指定席用
大人:10,110円(割引額:980円)
子ども:5,050円(割引額:490円)
グリーン車に乗車した場合
大人:13,700円(割引額:980円)
子ども:8,640円(割引額:750円)
東京・品川 ⇔ 新大阪
普通車指定席用
大人:13,370円(割引額:1,080円)
子ども:6,680円(割引額:540円)
グリーン車に乗車した場合
大人:18,140円(割引額:1,090円)
子ども:11,450円(割引額:810円)
東京・品川 ⇔ 岡山
普通車指定席用
大人:16,010円(割引額:1,330円)
子ども:8,000円割引額:670円)
グリーン車に乗車した場合
大人:21,970円(割引額:1,330円)
子ども:13,960円(割引額:930円)
東京・品川 ⇔ 広島
普通車指定席用
大人: 17,660円(割引額:1,420円)
子ども:8,830円(割引額:710円)
グリーン車に乗車した場合
大人:24,140円(割引額:2,070円)
子ども:15,310円(割引額:1,620円)
東京・品川 ⇔ 博多
普通車指定席用
大人:21,320円(割引額:1,630円)
子ども:10,660円(割引額:810円)
グリーン車に乗車した場合
大人: 27,800円(割引額:2,280円)
子ども:17,140円(割引額:1,720円)
名古屋 ⇔ 新大阪
普通車指定席用
大人: 5,580円(割引額:980円)
子ども:2,780円(割引額:490円)
グリーン車に乗車した場合
大人:7,800円(割引額:990円)
子ども:5,000円(割引額:760円)
名古屋 ⇔ 岡山
普通車指定席用
大人:10,190円(割引額:1,100円)
子ども:5,090円(割引額:550円)
グリーン車に乗車した場合
大人:13,780円(割引額:1,100円)
子ども:8,680円(割引額:810円)
名古屋 ⇔ 広島
普通車指定席用
大人:12,830円(割引額:1,400円)
子ども:6,410円(割引額:700円)
グリーン車に乗車した場合
大人:17,600円(割引額:1,410円)
子ども:11,180円(割引額:970円)
名古屋 ⇔ 博多
普通車指定席用
大人:16,650円(割引額:1,890円)
子ども:8,320円(割引額:950円)
グリーン車に乗車した場合
大人:23,130円(割引額:2,540円)
子ども:14,800円(割引額:1,860円)
新大阪 ⇔ 岡山
普通車指定席用
大人:5,500円(割引額:730円)
子ども:2,750円(割引額:360円)
グリーン車に乗車した場合
大人:7,720円(割引額:740円)
子ども:4,970円(割引額:630円)
新大阪 ⇔ 広島
普通車指定席用
大人:9,140円(割引額:1,300円)
子ども:4,560円(割引額:660円)
グリーン車に乗車した場合
大人:12,730円(割引額:1,300円)
子ども: 8,150円(割引額:920円)
新大阪 ⇔ 博多
普通車指定席用
大人:13,240円(割引額:2,070円)
子ども:6,610円(割引額:1,040円)
グリーン車に乗車した場合
大人:18,540円(割引額:2,730円)
子ども:11,910円(割引額:1,960円)
EXファミリー早特
予約開始日と購入期間
予約は乗車する日の3日前までで2017年8月24日(木)まで。
こちらは本人以外でも割引が適用になるEXきっぷをさらにお得にした「EXファミリー早特」です。
EXきっぷと同じく新幹線の乗車券・特急券が一体型になったきっぷで2名以上から土日祝日でも利用ができます。
しかし、EXファミリー早特で予約できる枠(席数)には限りがあります。
例えば、東京駅~名古屋駅まで乗車した場合は通常11,090円(普通車指定席)が「9770円」になるので通常のきっぷに比べて1,320円安くなります。
利用できる期間は2017年8月27日(日)までの土日祝日でお盆前の8月11日(金・祝)と8月12日(土)の2日間は予約を受けられない。
主要駅間の運賃
東京・品川~名古屋
普通車指定席用
大人:9,770円(割引額:1,320円)
子ども:4,880円(割引額:660円)
グリーン車に乗車した場合
大人:11,830円(割引額:2,850円)
子ども:6,940円(割引額:2,450円)
東京・品川~新大阪
普通車指定席用
大人:12,340円(割引額:2,110円)
子ども:6,160円(割引額:1,060円)
グリーン車に乗車した場合
大人:14,400円(割引額:4,830円)
子ども:8,220円(割引額:4,040円)
東京・品川~広島
普通車指定席用
大人:15,500円(割引額:3,580円)
子ども:7,750円(割引額:1,790円)
グリーン車に乗車した場合
大人:20,200円(割引額:6,010円)
子ども:12,450円(割引額:4,480円)
東京・品川~博多
普通車指定席用
大人:17,000円(割引額:5,950円)
子ども:8,490円(割引額:2,980円)
グリーン車に乗車した場合
大人:21,700円(割引額:8,380円)
子ども:13,190円(割引額:5,670円)
名古屋~博多
普通車指定席用
大人:14,000円(割引額:4,540円)
子ども:6,990円(割引額:2,280円)
グリーン車に乗車した場合
大人:18,700円(割引額:6,970円)
子ども:11,690円(割引額:4,970円)
さらに詳しくチェックしたい、カードを申込みたいという人はJR東海とJR西日本で運営しているエクスプレス予約の専用サイトをご活用になると良いと思います。
スマートEX(2017年9月からの新サービス)
2017年9月から東海道・山陽新幹線で利用できる「スマートEX」のサービスをスタートさせました。
「スマートEX」とは簡単に言ってしまうとスイカやパスモなど交通系ICカードで乗車がしたり新幹線の予約や変更ができるようになるサービスのことです。
交通系ICカードで乗車できるようになったといっても事前に支払い用のクレジットカードをWEBサイトから登録しておく必要があります。
登録を済ませてしまえばすぐ使うことができて手数料なども不要で自動改札にタッチするだけで、スムーズに新幹線に乗ることができる。
利用できる交通系ICカード
「Suica」「PASMO」「TOICA」「ICOCA」「Kitaca」「manaca」「nimoca」「PiTaPa」「はやかけん」「SUGOCA」
※「モバイルSuica」の場合には現行のサービス「エクスプレス予約」に登録していなければ利用できる。
利用できるクレジットカード
「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners」JR西日本発行の「J-WESTカード(ベーシック)」
「往復割引」などの一般乗車券で実施しているサービスも同様に片道601km以上の場合に適用される。
登録したらすぐ使え、手数料などもありません。
これまでのエクスプレス予約などと何が違い、どう便利になるのでしょうか?
エクスプレス予約とEX予約の違い
・スマホやパソコンから新幹線の予約や変更が可能
・予約の変更は無料で何回でもOK!
・空席であればWEB上の座席表で好きな席を予約できる
・乗車券の受け取りが不要なためノンストレス
といっても交通系ICカードのタッチだけで新幹線に乗車できるのは本人のみです。
ただ、スマートEXに登録しておけば家族や友達など複数名で新幹線を利用したいときにスマホやパソコンから予約すれば駅に設置された指定席券売機などで乗車券、特急券などの切符を受け取ることができます。
ちなみに「スマートEX」で新幹線を東京~新大阪間で乗車した場合の運賃・料金が普通に切符を購入するよりも200円安くなります。
しかし、この200円安くなるという点には注意が必要です。
その理由は普通に乗車券で池袋や新宿から大阪駅まで在来線と新幹線で場合「東京都区内→大阪市内」という「特定都区市内制度」というものが適用され、仮に新宿から大阪駅までの料金の計算は乗車券87500円に新幹線「のぞみ」なら特急券5700円で総額は14450円となります。
それが「スマートEX」の場合には在来線区間の新宿~東京(品川)までの194円と新大阪~大阪までの160円に新幹線区間の東京(品川)~新大阪までの14250円で総額14604円という計算になるため普通に乗車券を購入するよりも高くなる場合があります。
しかし、スマートEXに登録した場合「EX早特」や「EXグリーン早特」などの割引率の高いサービスも利用できるので活用の仕方で利便性だけでなく料金面でも優れたものになり得ます。
最後に新幹線を使って伊勢神宮の参拝や伊勢志摩の観光を計画している人は「名古屋駅」で近鉄またはJRの在来線に乗り換えます。
西日本エリア(九州や中国、四国)方面からは新大阪駅で新幹線から市営地下鉄の御堂筋線へ乗り換え難波まで。
なんばからは近鉄奈良線に乗って「鶴橋」で伊勢神宮の最寄り駅の伊勢市駅に向かう近鉄大阪線に乗り換えという方法もあります。
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