大阪から出雲大社までのアクセス
大阪から出雲大社のある島根県出雲市までのアクセス方法を確認します。
基本のアクセス方法
- 新幹線・電車
- 高速バス
- 飛行機
- 車(自家用・レンタカー)
電車の最寄り駅
一畑電車/出雲大社前駅
最寄りの高速バス停留所
出雲大社
最寄りの空港
出雲えんむすび空港(IZM)
便利なの高速インター
山陰自動車道の斐川IC
今回は大阪から出雲大社までの基本となる4つのアクセス方法について、料金や所要時間、アクセスルート、お得な割引などについてご案内します。
北海道や仙台ほど離れていると、移動にかかる時間を考えて出雲縁結び空港まで飛行機でアクセスする方法を多くの人が選択すると思います。
しかし、大阪や神戸周辺から出雲大社に行くときのアクセス方法、移動ルートは正直なところ迷いますよね。
では、結論です。
結論
- 搭乗、乗車時間が一番短くて早く着くのは飛行機で大阪から出雲まで約60分です。
- コスト面を重視するなら高速バスです。
実はこの移動時間とコスト面での選択を費用対効率?で高速バスをおびやかす割引プランを航空会社がスタートさせました。
では、アクセス方法をご案内します。
その前に、そもそも出雲大社の場所をご存知でしょうか?
出雲大社の住所は島根県出雲市大社町杵築東159
大阪から出雲大社まで直線で約270km離れた場所にあります。
実際の移動距離は鉄道なら線路、車なら高速道路のルート、旅客機なら航路によって代わりますね。
では、それぞれのアクセス方法を利用した場合の運賃(料金)や移動にかかる所要時間など基本情報をチェックしましょう。
大阪から新幹線と電車でアクセス
大阪から出雲大社前駅
- 料金(運賃):11730円
- 所要時間:約4時間43分
大阪から出雲大社まで電車を利用するなら新幹線と特急を乗り継いで出雲市駅まで向かいます。
出雲市駅からローカル鉄道の一畑電車に乗り換え、最寄り駅の出雲大社前駅に行きます。
大阪から新幹線を利用するときは、北区梅田の大阪駅ではなく淀川区にある新大阪駅から乗車することになります。
- 大阪駅から新大阪駅まではJR京都線で160円/移動時間4分です。
- 御堂筋線を利用するなら梅田駅から230円/移動時間6分です。
出雲大社に大阪から日帰りで行くのなら新大阪を早朝6時~7時台に出発する新幹線で岡山へ向かいます。
岡山に下車したら特急「やくも」に乗り換えて出雲市駅を目指します。
出雲市駅は出雲大社の最寄り駅ではないため、ここからさらに移動します。
出雲大社まで路線バスも30分間隔で運行されていますが、渋滞など交通事情に左右されない鉄道(ローカル線)の一畑電車を利用します。
一畑電車の電鉄出雲駅から出雲大社前駅までは運賃490円/約16分で到着です。
出雲大社前駅からは駅前の神門通りを右に向かって5分ほど歩くと旅行ガイドブックやテレビでよく観る「勢溜の大鳥居」が正面に見えます。
勢溜の大鳥居から参拝をする拝殿、八足門までは5~7分程度です。
余談ですが、大阪駅から松江駅までトワイライトエクスプレス瑞風を利用して松江から一畑電車で出雲大社にアクセスするというゴージャスな鉄道の旅、贅沢旅も可能です。
続いて料金的に一番魅力な高速バスでのアクセス方法をご紹介します。
大阪梅田から出雲までの高速バス料金と所要時間
高速バスの料金
- 5600~6500円
- 5時間35分
出雲大社に大阪から高速バスで行くなら梅田阪急の阪急三番街から「くにびき号」(一畑バス、阪急バス、中国ジェイアールバスの3社共同運行)に乗車します。
出雲までの所要時間は5時間32分で最長ですが、大阪から出雲大社までのアクセス方法のなかで一番安く行けます。
車内もリクライニング可能な3列シートでゆったりと過ごせますし、トイレ付きの車両なのでお子さんと一緒でも安心です。
運行本数も1日13本で、けっこう充実しています。
そのうち1便は22時50分発の夜行便。
終点の出雲大社には翌朝8時7分に到着。
バスは出雲大社まで徒歩2~3分の一畑バス大社連絡所(観光センターいづもの裏手)で下車します。
次は飛行機で大阪方面からアクセスする方法をチェックします。
大阪・伊丹空港から出雲空港までの料金とフライト時間
6700~18100円
※ウルトラ先得を利用した場合。
※搭乗日により、格安料金の下限上限が変動します
飛行機に搭乗しているフライト時間でいえば、約60分と大阪から出雲大社まで最速でアクセスできます。
大阪から飛行機で出雲大社に行くのなら大阪国際空港からJ-AIR(ジェイエア)の国内線・小型旅客機で出雲縁結び空港に向かいます。
J-AIRはJAL(日本航空)グループの航空会社です。
梅田や難波から離れた場所にあるので自宅から空港までのアクセス方法を車にした場合には空港駐車場の駐車代金4000円(48時間以内)が発生します。
電車の場合には梅田から御堂筋線、北大阪急行で千里中央まで行き、モノレールで大阪国際空港まで約48分。
阪急梅田から宝塚線なら蛍池で大阪モノレールに乗り換えて約29分。
空港までの移動時間を考慮しても、時間的な面だけでいえば大阪から出雲大社まで一番早く到着するアクセス方法だと思います。
出雲空港から出雲大社までは直行バス、空港連絡バスで移動します。
玉造温泉 ⇔ 出雲空港(出雲縁結び空港)⇔ 出雲大社直通バス
料金:790円/35分
JAL277/279便の飛行機の到着時間や手荷物引渡しの状況により変動しますが、1日2便が出雲大社直行バスとして空港から出雲大社まで運行しています。
それ以外の便の場合には、出雲市駅まで運行している空港連絡バスを利用します。
出雲空港(出雲縁結び空港)⇔出雲市駅線
料金:720円/約30分
連絡バスは出雲市駅までしか行きませんが、東京・大阪・福岡・名古屋・静岡からの飛行機の到着にあわせ運行しています。
出雲市駅から出雲大社までは一畑電車または路線バスで向かいます。
- 電車の場合は約16分、490円
- バスの場合は約30分、520円
タクシーという選択肢もありますが、片道12000円ほどかかるので個人的にはおすすめしません。
では、次に車を利用する場合のルートなどを確認しましょう。
大阪から車で出雲大社までの高速料金
斐川IC:7,540円
出雲ICの場合:8,110円
高速料金の内訳
- 阪神11号池田線:670円
- 中国自動車道:5,500円
- 山陰道(米子西‐東出雲):670円
- 山陰自動車道:700円
総距離
斐川IC 320.1km
出雲IC 325.5km
出雲大社の地理的な最寄りインターは出雲ICですが、高速料金を考えると1つ手前の斐川ICを利用すると約600円の節約になります。
山陰自動車道の斐川インターから県道183号線から山陰道、広域農道、県道28号線、国道431号線を経由して出雲大社の駐車場を目指します。
所要時間は3分程度しか変わらないので自動車にカーナビを搭載されていれば、渋滞情報を参考にどちらの高速出口から一般道に下りるか決めても良いと思います。
ルートの概要
・高速道路
・一般道
※斐川ICから高速を下りて県道183号線から一般道へ
山陰道9号へ
※右手に島根銀行斐川支店のある交差点
※直江駅入口のバス停を過ぎ、右手にスズキの自動車販売店、左手にらーめん門前屋のある交差点
広域農道・県道161号へ
※ここから8kmほど直進。
県道28号線へ
※用水路のかかる橋を渡り、スーパーのマルマン大社店が左手に見えたら次の信号を右折。
出雲ICを利用の場合
とてもシンプルです。
高速を下りて最初の信号を左折すると県道337号線
しばらく走り山陽道を横切り、万代橋東を左折(日御崎方面へ)
道なりに進み稲佐の浜が左に見えてきたら道路標識に注意して走行していると出雲大社の案内板が見えてきますので右折。
少し走ると出雲大社に到着します。
今回は大阪、関西方面から出雲大社へのアクセス方法についてご案内しました。
平成の大遷宮が60年ぶりに伊勢神宮と同時実施されたことで注目されました。
その頃から全国的に旧暦10月の神在月が知られるようになりましたね。
そして、なによりも縁結びのご利益がある恋愛パワースポットとして有名になりました。
それにより大阪から東京、福岡、北海道からそのご利益を求めて多くの参拝者、観光客が訪れ、現在でも年間800万にもの参拝者が出雲大社を訪れています。
最近では「ご縁を授かりに」だけではなく、日本遺産にも認定された日御碕の美しい夕景、美肌の湯で知られる玉造温泉、松江城、足立美術館など出雲・松江の観光と「ご縁を結びに」訪れる旅行者も増えています。
一番都合の良いアクセス方法で出雲観光を楽しんでくださいね!
余談ですが、出雲大社の参拝方法をご存知ですか?
テレビや雑誌でも紹介されているので既に知っている人の方が多いと思いますが、二礼・四拍手・一礼です。
でも、実はある期間だけ二礼・二拍手・一礼だったことをご存知ですか?
ちょっと気になった人は過去記事の「出雲大社で縁結びのご利益を高めるために大切なこと」でご紹介しています。
せっかく出雲大社に参拝に行くのなら参拝方法やマナーもチェックして素敵なご利益を授かって下さいね!
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