出雲大社のお守り
出雲大社は年間800万人以上の参拝者が訪れます。
その約4割は女性で「縁結び」のご利益を授かりに行くのが目的だそうです。
今回は「出雲大社のお守り」と「縁結びの効果」について紹介します。
縁結びにご利益がある神社は共通して女性の参拝者が多く、お守りやお札をいただく人が多いのも特徴です。
さっそく、代表的なお守りについて紹介します。
お守りと神札
お守りの種類と値段
1000円
2015年まで授与される期間限定の遷宮記念のお守り。
60年分のご利益が詰まっているかも。
1000円
古くから授与されている伝統的な縁結びのお守り。
見た目は錦袋に納められた一般的なものです。
1000円
合格祈願に訪れた学生さんは志望校との縁が結ばれるかも知れないということで購入されるようです。
1000円
すべてのご縁をつなぎ、運を開いていくお守り。
福徳のご利益があるようです。
1000円
健康、長寿を授けるお守り。
幽世(かくりよ)を治める大国主大神が、この世での福寿との縁を結ぶのでしょうか。
敬老の日や父の日、母の日に実用的なプレゼントに長寿守りを添えてさしあげるのも喜ばれると思います。
1000円
縁起物として、もっとも知られている「縁結びの糸」です。
本来は縁起物ですが、お守りとして用いる人も多いようです。
800~1500円
こちらは縁起物のお守りです。
「清らかな鈴の音は幸福」との縁を結とともに「魔を祓うとされ」厄除けにも良いとされます。
1000円
生弓生矢は素戔嗚尊(すさのおうのみこと)から大国主大神が授かった御神宝を模したものです。
800~1000円
こちらも出雲大社の縁起物として有名ですよね!
お願い事を書いて奉納しましょう。
きりがないので、人気のお守りと縁起物はこのくらいにします。
次にお守りと同じくいただく人の多い、お札(神札)を紹介します。
お札(神札)の種類と価格
1000円
縁結び、福縁のご神徳をいただくお札。
伊勢神宮の神宮大麻(授与大麻)にあたる、出雲大社のメインの神札(お札)です。
1000~3000円
御玉串とは別に祀るお札。
家内安全、商売繁盛、心願成就に効果があるようです。
500円
関ということで家の玄関にお祀りすると、厄介ごとをせき止める効果があるようです。
次に出雲大社に行きたいけど、どうして遠くて参拝できないという人もいますよね!
そんな人におすすめの、自宅にいながらお守りやお札をいただく方法を紹介します。
お守りやお札を郵送でいただく方法
本来なら出雲大社に限らず、どこの神社でも神前でお祈りすることがもっともご利益を授かります。
しかし、様々な事情により参拝が叶わない人もいます。
そんな人にために、出雲大社では郵便でお守りやお札をいただくことができます。
また、ご祈祷を申し込むこともできます。
郵送いただく場合には欲しいお守りやお札によって料金が異なるため、出雲大社の社務所に確認してください。
別途、送料がかかります。
TEL:0853-53-3100
ご祈祷をしたお札(神札)をいただきたい場合には下記の内容で申し込みます。
①住所 ②氏名 ③生年月日 ④電話番号 ⑤祈願したいこと(願い事)を明記。
ご祈祷料は、5000円、8000円、10000円以上です。
出雲大社の神前でご祈祷をしていただいた後、お札(神札)を自宅までお送りいただけます。
〒699-0701
島根県出雲市大社町杵築東195
出雲大社社務所 祈祷係宛
以上でお守りとお札の紹介は終了です。
ここからは「縁結びのご利益を授かる理由」と「お守りの効果は何年なのか?」について書いています。
そんなの興味ない、気にしないという人は、もったいないので読まないで下さい。
ご利益を授かる理由
出雲大社の縁結び=男女の縁を結ぶ「恋愛成就」のイメージを持たれている人も多いのですね。
でも、この出雲の縁結びは男女の縁だけではありません。
子どもとの縁を結ぶ「子授けの縁」や「仕事の縁」「お金との縁」など、すべての縁を結ぶというありがたいものです。
同じく恋愛成就のご利益で知られる「東京大神宮」は、造化の三神による働きによって縁を結ぶといわれます。
この出雲大社では、ご祭神の大国主大神に願いをお伝えすることでご縁を授かるとされます。
もっと深く掘り下げるなら大国主大神が主宰する、すべてのものの縁をはかる「神儀り(かむばかり)」という神さまの会議あります。
そこで、みなさんの願いが審議されて良しとされると縁が結ばれるとされます。
一部では旧暦の神在月に行なう、神在祭によって「縁が結ばれる」という誤った認識がされているようですね。
正しくは神在月の期間中に行なわれるこの「神儀り」で、その年のすべてのものの縁を結ぶということになります。
お守りに有効期限はあるの?
これは絶対的なものではありません。
しかし、伊勢神宮や明治神宮、熱田神宮など有名な神社の神職さんも1年を目処にとおっしゃいます。
聖域とされ清らかな「本殿」でも60年に1度、伊勢では20年に1度の遷宮によって神さまのご神徳をMAXに蘇らせるといわれます。
お守りや神札は、穢れた人間世界で身を守り、力を授けるため1年という期間で衰えだしてしまうという説もあるようです。
せっかくなら、神さまにはMAXパワーでお守りいただきたいですよね!
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