福岡観光の注目スポット宗像大社の参拝とアクセス方法

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宗像大社 その他の神社
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宗像大社

2017年の7月に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」として世界文化遺産として登録された福岡県の由緒ある神社。

九州旅行や福岡の観光を計画する人のなかには気になってチェックしようと思った人もいるかも。

福岡や九州では有名な宗像大社(むなかたたいしゃ)ですが、全国的には正直なところ聞いたことがあるような無いような。

そんな感じだと思います。

女性からは「宗像大社は知ってるよ!」

「パワースポットとか縁結びのご利益があるんでしょ!」と声が聞こえてくるかも。

今回は、そんな宗像大社について参拝方法や順番、アクセス方法などを紹介します。
さっそく、宗像大社に行くと決めている人のために参拝方法を簡単に紹介します。

福岡 宗像大社の参拝方法

二礼・二拍手・一礼

神秘的な沖ノ島の話題が先行していて宗像大社も厳しい参拝の作法、掟があるのかなって心配している人もいるかも知れません。

安心してください!

宗像大社で一般に参拝できる拝殿や沖の島の遥拝所なら女人禁制や厳しい参拝のルールはありません。

次に宗像大社では参拝の順番などがあるのかについてチェックします。

参拝の順番

宗像大社


宗像大社には辺津宮・中津宮・沖津宮という大きく3つの神域があります。

伊勢神宮で例えるなら内宮、外宮や別宮のように異なる神さまが祀られています。

宗像大社という名称も同様に、これらを総称した呼び方です。

他にも「へーそうなんだ」という神宮との深いつながりが2つあるので後ほど紹介します。

少し脱線したので話を本題に戻しますね。

一般的には「辺津宮」を参拝することで宗像大社のすべての神さまにご挨拶、感謝のお祈りができます。

  • 辺津宮の本殿
  • 第二宮
  • 第三宮
  • 高宮祭場

これが基本的な参拝順番です。
かなり省きましたけど鳥居の前で一礼、手水舎で穢れを祓うなどの一般的なマナーは忘れないで下さいね!
辺津宮は宗像大社の中でも俗な言い方をすれば、1度で3度美味しいありがたいところ。

なかには沖ノ島に行って直接その神秘を感じたいと思う人がいるかもしれない。
でも、それは現在のところ不可能。

しかし、残念がらないで下さい。

沖津宮(沖ノ島)と中津宮(大島)の直線で結んだ位置に陸の神域「宗像大社の辺津宮」が存在している。
つまりは、神宿る島とされもっとも神聖な聖域とされている沖津宮(沖ノ島)と自分を重ねることができるところです。

だけど、中津宮だけでも行ってみた!

そう思った人もいるかも。
私もそうです。

その理由のひとつは宗像大社の中津宮は「祈りささげる島」といわれているから。
それに3つの神域の真ん中ってなんだかパワーが凄そうな感じもしませんか?

次は沖津宮と中津宮をチェックしてみます。

沖津宮(おきつぐう)
三女神の長女
沖ノ島は神宿る島
中津宮(なかつぐう)
三女神の次女
大島は祈りささげる島

辺津宮は陸側の神域で、この2つの聖域、神と人をつなぐ場所
違った視点から見ると辺津宮は罪や穢れを祓い、祈りをささげる中津宮への道を司っている。
清らかになったところで本来の祈りを中津宮でおこなう。

そう考えると、せっかくなら中津宮に行ってみたいと思う。

祈りのささげる大島 中津宮

ご祭神
湍津姫神(たぎつひめのかみ)

大島の北側に神宿る島「沖津宮」を遥拝して祈りをささげる拝所があります。

また、御嶽山展望台から晴れた日には3つの神域が直線にあることを目で見て確認することができます。

ここも厳しい参拝の作法や習慣がある訳ではありません。
厳密には島で暮らす女性たちは神に祈りをささげるに際してお潮井(おしおい)をおこなうことがあります。

これは男性の禊に代わるもので「浜に打ち上げられた小石」を神さまに供える習慣があります。
しかし、これは中津宮や沖ノ島遥拝所での特別な作法というものではないので心配はいりません。

次は宗像大社の神さまについて。

宗像大社の神さま

沖津宮(おきつぐう)
第二宮(ていにぐう)
田心姫神(たごりひめのかみ)
長女
中津宮(なかつぐう)
第三宮(ていさんぐう)
湍津姫神(たぎつひめのかみ)
次女
辺津宮 (へつぐう)
市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
三女

記事のはじめの方で宗像大社と伊勢神宮との2つのかかわりと書きました。

それぞれの神さまを総称して宗像三女神といいます。
この宗像三女神は天照大御神の御子(子ども)だとされています。

ちょっと深く話すとスサノオの御子の方がしっくりしますが、オフィシャルの見解では伊勢の内宮、天照大御神の子としています。

伊勢とのつながりが、もうひとつあります。
実際にお伊勢参りをしたことがある人は宗像大社に参拝してみると気づくかも知れません。

辺津宮の第二・三宮が伊勢の別宮に似ている。

さらに使われている木材は神宮の遷宮の際に下賜された別宮のものです。
最高神、天照大御神と海上の安全、道を司る宗像三女神ともに太陽神であり、女性であることも共通していますね。

せっかくなので伊勢神宮の過去記事をリンクしておきます。
伊勢神宮 お守り
伊勢神宮 参拝方法

最後にアクセス方法を紹介します。

アクセス方法

辺津宮へのアクセス


福岡県宗像市田島2331

電車の場合
最寄り駅:JR東郷駅

博多から快速 約30分
小倉から快速 約40分

バスの場合
東郷駅北口から約12分
神湊波止場行き
宗像大社前下車

博多天神から約1時間
博多・日銀前で乗車
西鉄バスむなかた号
宗像大社前下車

車の場合
九州自動車道
若宮インターから約20分
古賀インターから約25分

中津宮へのアクセス

最寄り駅の東郷までは同じ。
大島までは船で行きます。

フェリー・市営渡船の乗船場所
東郷駅からのアクセス方法はバスまたは車で神湊港まで行きます。

福間行き神湊経由のバス
神湊波止場まで約20分

・フェリー「おおしま」
・市営渡船「しおかぜ」

乗船時間
おおしま約25分
しおかぜ約15分

料金
大 人 560円
子ども 280円
(車は別料金)
詳細は宗像大社公式サイトのアクセスから確認ください。

伊勢神宮へのアクセス方法
伊勢神宮 アクセス

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