上野東照宮のご利益と数量限定のお守り「昇龍守」と子だぬき・パンダの御守

その他の神社
スポンサーリンク

双子のパンダ誕生で浮き立つ東京・上野界隈。

春、桜の季節になると上野公園は花見客で賑わい、年末になるとアメ横は年越し準備の買物客で賑わう街。

そんな上野に黄金に輝く煌びやかな社殿と大きな灯籠が印象的な上野東照宮が鎮座しています。

今回は上野東照宮のご利益や人気のお守り、見どころ、アクセス・駐車場情報などをご紹介します。

上野東照宮

東照宮と言えば、徳川家康。
ここ上野東照宮も日光東照宮や久能山東照宮と同じく、徳川家康を祀る神社。

ご祭神
主祭神の東照大権現(徳川家康)
八代将軍:徳川吉宗
十五代将軍:徳川慶喜

東照大権現とは
後水尾天皇から与えられた神号。

上野東照宮は、家康の遺言により側近で天台宗の僧侶であった天海と津藩主の藤堂高虎により東叡山寛永寺の境内に1627年(寛永4年)、家康公をお祀りする神社として創建されました。

家康は臨終の間際に「われ来世において、権現となろう。天海と藤堂高虎は長くわれの左右にあって徳川家の守護となれ」と残したとされ上野東照宮の本殿(金色殿)の中には、高虎像と天海像があるとされるが非公開のため詳細は不明。

また家康の信頼は「天下に大事ある時は一の先手を高虎、二の先手を直孝」「藤堂家は末代までも伊賀・伊勢から動かしてはならない」と残したされるほどに厚かったようです。

国宝・文化財である本殿の金色殿は三代将軍の徳川家光の命により建立時の社殿を現在のような煌びやかな権現造り(ごんげんづくり)の金色殿に改修されました。

このとき、全国の大名は競うように灯籠を奉納、その数約250基にのぼりました。うち、48基の巨大な灯籠が境内に現存。

権現造りとは家康公の霊廟がある久能山(静岡)・日光(栃木)の東照宮とも共通する神社建築の様式(スタイル)のひとつでその発祥は家康公が最初に安置された駿河湾を望む久能山に創建された久能山東照宮の社殿だとされています。

そんな上野東照宮のひざ元の上野界隈は幕末、上野戦争の戦場で寛永寺では社殿などが消失しましたが、東照宮は幸いにも戦火を逃れました。

さらに、関東大震災でも倒壊を免れ、第二次世界大戦では社殿のすぐ裏手に爆弾が投下されましたが不発弾だったことで、難を免れたという歴史があります。

このように、幾たびもの難を免れたことも上野東照宮のご利益のひとつ強運にもつながっているのだと思います。

東叡山寛永寺とは

寛永寺は、芝の増上寺とともに徳川家の菩提寺として上野東照宮の創建に関わった天台宗の僧侶「天海」が開山したお寺です。

お祀りしているのは天台宗の開祖である伝教大師最澄が彫ったとされる「薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)」です。

山号の「東叡山」は京都御所の鬼門を守護する天台宗総本山の「比叡山」に対して東の都にある江戸城の鬼門(東北)を守護することから「東の比叡山」の意で「東叡山」としている。

上野公園内にある月の松で有名な清水観音堂も寛永寺に属するお堂で京都の清水寺を模して造営されました。

桜の咲く季節に月の松越しに眺める不忍池と天海僧正が琵琶湖の竹生島になぞらえて築かれた中之島の弁天堂を望む景色は素敵です。

また夜桜見物で公園通りから見上げるライトアップされた清水観音堂も神秘的でおすすめです。

続いては、上野東照宮のご利益についてチェックしましょう。

上野東照宮のご利益は?

強運、出世、勝利、健康長寿

上野東照宮のご利益は、徳川家康公のご神徳ということで、出世、勝利、健康長寿とされています。

強運のご利益は、家康が幼くして織田信長の父であり、尾張の国の戦国大名、織田信秀の人質となり、後に駿河の国の今川義元のもとに人質として預けられながら桶狭間の戦いで今川義元が家康の幼なじみで後に主君、盟友となる織田信長に敗れたことで、今川家と決別し岡崎城に戻ることができたという強運が由来する。

出世・勝利のご利益は、言うまでもなく、関ヶ原の合戦で勝利し、江戸幕府を開き、朝廷より事実上、日本国の最高権力者にあたる武家の棟梁、征夷大将軍を拝命、内大臣、右大臣、太政大臣と出世を果たしたことに由来する。

健康長寿のご利益は、当時としては大変に長生きで73歳まで健康に過ごされたことに由来する。

そんなご利益の詰まったお守りを上野東照宮では20種ほど授与しており、なかでも「昇龍守」「他抜守」「ユニコの御守」「子だぬき守」「パンダ守」が人気となっています。

お守り

昇龍守

初穂料1500円
毎月1回、ご祭神 徳川家康公の月命日の17日に限定授与しています。
昇龍守は、境内の唐門に刻まれた伝説的な彫刻師「左甚五郎」作の昇り龍をモチーフにしたデザインが印象的な強運・勝利・出世にご利益のあるお守り。

昇龍守の授与は、1人2体まで無くなり次第終了。授与時間は、毎月17日の9時30分から17時00分までとなっています。

他抜守

初穂料600円
境内社の栄誉権現社にお祀りされている狸の神さまか御狸さまの「たぬき→他を抜く」の語呂合わせ、縁起から強運開祖、受験・就職・必勝のご利益にあやかったお守り。

栄誉権現社の御狸さまは江戸城大奥や旗本らの屋敷に祀られていましたが、各所で災いをもたらすことから、大正の時代に上野東照宮に寄贈されました。

現在の地にお祀りしてから災いはなくなったといいます。

他抜守は出世・合格・就職・当選のご利益、効果があると好評。

子だぬき守

初穂料600円
他抜守の子だぬき版。可愛らしいデザインから子どもや女性に人気があるようです。

こちらも、他抜(合格・勝利)にご利益のあるお守り。

ユニコの御守

初穂料800円
漫画の神様と称された手塚治虫氏の生誕90周年を記念して授与が始まったお守りです。

ユニコは、ハローキティで知られるサンリオがかつて発刊していた「リリカ」という雑誌に連載され、後に小学館の「小学一年生」でもリメイク版が連載された作品。

上野東照宮と手塚治虫氏に深いゆかりなどはありません。

ユニコは人を幸せにする不思議な力を持つ、頭に白い角を持った馬「ユニコーン」をモチーフに描かれたキャラクターという背景から幸福のお守りデザインに採用されています。

パンダの御守

初穂料600円
隣接する上野動物園のジャイアントパンダの顔をデザインしたお守り。

シャンシャンが誕生した時にも話題になりましたが、いま再び、双子のパンダ誕生でお土産としても再注目。

また、デザインもこれまでのパンダの御守(パンダの親子柄)から変更され、さらに可愛らしくなりました。

その他のお守りについては、上野東照宮公式サイトでご確認いただけます。

上野東照宮公式ホームページ : 授与品・御守
上野東照宮”。徳川家康を祀る神社で、ぼたんが有名で冬と春にぼたん祭が行われています。

お守り・お札の授与時間

    お守り・お札の授与時間

  • 3月~9月/9:30~17:00
  • 10月~2月/9:30~16:00

お守りや御朱印は社殿の左にある授与所でいただくことができます。

お守り・お札・御朱印の郵送対応

通常、御札・御守・御朱印等の郵送対応は行っていませんが、新型コロナウィルスの感染拡大予防のため特例として現在は期間限定、数量限定の授与品(昇龍守など)以外の郵送対応を行っています。

ただし、郵送対応は一時的措置のため事態が収束したら終了。

授与所での初穂料(価格)と異なるため、詳細については上野東照宮公式サイトのPDFファイル「【御札・御守・御朱印の郵送対応について】」からご確認ください。

参拝時間・唐門内の拝観料

    参拝時間

  • 3月~9月/9:00~17:30
  • 10月~2月/9:00~16:30
    拝観料

  • 大人(中学生以上):500円
  • 小学生:200円
  • 団体(20以上):400円
  • 「ぼたん苑」との共通券:1100円(ぼたん苑開苑時期のみ)

上野東照宮は本殿(金色殿)は透塀に囲まれ正面に「唐破風造り四脚門(からはふづくりよつあしもん)」俗に唐門といわれる門があります。

この唐門前にお賽銭箱が設置され拝所が設けられています。
そこで参拝をする場合は無料です。

唐門内から本殿(金色殿)や唐門、透塀の裏にも施されている美しい彫刻を近くで見るためには拝観料が必要です。

みどころ

唐門と左甚五郎の「昇り龍」「降り龍」

上野東照宮の本殿(金色殿)

Photo.by:伊勢神宮が大好き!

黄金色に輝く社殿だけでも十分に見応えがあります。

なかでも注目したい見どころは唐門の装飾、彫刻です。
まるで今にも飛び出してきそうな躍動感を感じる「昇り龍」「降り龍」の彫刻は日光東照宮の「眠り猫」で知られる左甚五郎の作品だとされている。

左甚五郎の作とされる彫刻は全国に100ほどあり、制作された年代は安土桃山時代から江戸後期まであり彫刻士の名跡だったともされますが時代的に「眠り猫」と上野東照宮の「昇り龍」「降り龍」は同作者のものと言えるの思います。

透塀も社殿の奥から見て歩くと様々な鳥や動物の彫刻が装飾されているので唐門だけで満足せずに隅々見て欲しいと思います。

異空間 お化け燈籠のある光景

人間の背丈ほどある大きな銅製の灯篭(とうろう)50基が並んだその光景は異世界、異空間に迷い込んだかのような神秘的な光景です。

感じ方は人それぞれで、異様で怖いと感じる人もいるかも知れません。

この銅製の燈籠は家康公が神君になっても徳川家に忠誠を誓う証として諸藩の大名が奉納したものです。

燈籠の並び順は江戸城本丸での将軍拝謁(しょうぐんはいえつ)時の順番に同じく社殿に近い位置には徳川御三家の尾張・紀州・水戸家の燈籠、続いて代々徳川に仕えた譜代大名、次いで外様大名の順となっている。

ぼたん園

日中友好の記念として1980年に東照宮に隣接して造園されました。

当初は中国原産の牡丹(ぼたん)が多かったのですが、現在ではアメリカやフランス原産の牡丹など園内全体で500株を育てています。

牡丹だけではなく石楠花(しゃくなげ)芍薬(しゃくや)、秋にはダリヤなども楽しめ冬と春にはぼたん祭りが開催されます。

栄誉権現社

御狸さまとも呼ばれる小さな社。その昔、江戸城大奥など安置した至る所で災厄をもたらしたため、いつの頃からか忌み物とされていました。

その後、時を経て大正時代に東照宮へ寄贈されてから災いは起こることなくなったとされます。
今では「他を抜く狸」という縁起から受験・就職・必勝の神さまとして例年多くの受験生や就活生が合格祈願に訪れているといいます。

金色の社殿とピンクの桜

東照宮のある上野公園は関東有数の桜の名所として毎年多くのお花見客が訪れます。

境内にも数本の桜の木があり、春には満開の桜越しに金色の社殿というゴージャスな1枚が撮影できる。

上野公園の桜は早咲きの物から遅咲きの桜まであり開花は例年3月上旬頃からです。

上野公園の桜の開花時期

上野公園の桜

Photo.by:伊勢神宮が大好き!

これまでに撮影した上野公園の桜の写真の日付を見ると京成上野駅側は3月22日ごろに7・8分咲きで見ごたえがある状態。

東照宮や上野動物園、国立西洋美術館辺りの桜は3月29日ごろに7・8分咲で4月7日の写真では葉桜も目立ち始める感じですね。

上野公園では例年3月20日前後から「うえの桜まつり」が開催され園内には行灯が飾られ、要所には仮設トイレやゴミ箱が設置されます。

お花見の時は京成上野駅側に上野恩賜公園と彫られた球体の石碑と桜を撮影しながら東照宮、動物園の表門側に向かうのが個人的におすすめです。

しばらく歩くと少し開けた明るい空間が広がり、その右手には月の松がある清水観音堂、左手には不忍池に浮かぶ弁天堂と中之島が見えます。

私は何度か訪れているので通り抜けますが、はじめてなら京都清水寺を模して建立された観音堂の舞台にある月の松越しは一見の価値ありです。

そして、お楽しみは不忍池まで階段を下りて中之島に出店している露天の食べ歩きです。
桜まつり期間中は平日でも出店してます。

桜も楽しんで食べ歩きでお腹も満たされたら東照宮を参拝してJR上野駅の公園口に向かいます。

上野東照宮と上野動物園

東照宮や動物園、博物館や美術館、大学の施設などが点在している上野公園。

かつてその一帯には伊勢国津藩の藤堂高虎、弘前藩の津軽信政、越後村上藩の堀正寄という大名たちの江戸藩邸・下屋敷(えどはんてい・したやしき)がありました。

さらに深く調べると現在の東照宮から上野動物園にかけた場所には藤堂高虎の下屋敷がありましたが、東照宮を造営するにあたり江戸の人々の参拝の利便を図り幕府に献上されたとする説を記した古文書が東照宮と寛永寺に存在しているといいます。

そんな藤堂高虎(とうどうたかとら)は家康が家臣のなかでも格別に信頼を寄せた伊勢国(現在の三重県周辺)の大名。
伊勢国は地理的に伊勢神宮も含まれますが、実際はに神宮領を天領地と定めていたため幕府が守護していました。

余談ですが、上野東照宮のご祭神である徳川家康は伊勢神宮への参拝はしていないものの家臣を通じて内宮・外宮の両宮に太刀や馬を毎年奉納され、式年遷宮の際して多額の寄進をしています。

アクセス


住所:東京都台東区上野公園9−88

JR上野駅の公園口から徒歩

上野東照宮・・・6分
上野動物園・・・5分
国立西洋美術館・・2分
上野の森美術館・・2分

京成上野駅の正面口から徒歩

上野東照宮・・・9分
上野動物園・・・10分
国立西洋美術館・・12分
上野の森美術館・・10分

シンプルに迷わずアクセスするならJR上野駅の公園口から徒歩がベストです。

公園口改札の正面、東京文化会館前の横断歩道を渡ったら建物に沿って右に進み入口の先に見えてくる国立西洋美術館を正面に見て公園大通りを左に進んだ突き当りに上野動物園の表門が見えます。

その表門前の通路を左に80mほど進んだ右手に上野東照宮の鳥居が見えてきます。

この道順のルートなら駅構内の公園口近くに多目的トイレもあるのでトイレを済ませるのにも便利です。

さらにベビーカーや車椅子でも障害になる段差がほとんどないためスムーズにストレスなく安心して移動できます。

※上野東照宮の鳥居手前には数段の石段があるためベビーカーなら一度抱えてから境内に入ることができますが、車いすの場合には介助者が2名ほどいた方が安全です。

駐車場

車でアクセスする場合の駐車場ですが、上野東照宮も上野動物園、そのほか国立西洋美術館も専用駐車場がありません

そのため、上野公園の駐車場または近くの民間駐車場を利用します。

上野公園の駐車場は第一駐車場と第二駐車場の2か所があります。

一般車は第一駐車場バスは第二駐車場でいずれも有料となします。

  • 営業時間
  • 8時30分~21時30分
  • ※19時30分ラスト入庫
  • 駐車料金
  • 1時間まで400円
  • 以後30分ごとに200円

駐車台数は100台でうち障害者優先スペース3台分を用意。

バスについては第二駐車場に24台分が準備されています。料金は1時間まで1000円で以後30分ごとに500円です。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました