伊勢神宮神楽祭の春秋の日程と内容。公開雅楽ライブ

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伊勢神宮神楽祭 伊勢神宮のいろいろ

神楽祭は春と秋に伊勢神宮の内宮(皇大神宮)で毎年開催されている人気のお祭り。

神宮には年間を通してさまざまな神事や祭事があります。

そのなかで誰でも親しみやすいのが神楽祭(かぐらさい)だと思います。

現代風にひとことで言い表すなら伊勢神宮のダンスフェス、神楽ライブ。
身近なところで例えると高校や大学の文化祭みたいなものです。

特設ステージでは春と秋の神楽祭でしか観ることのできない神楽舞が踊られたり、さまざまな芸能文化が奉納されます。

ほかにも、普段は公開されていない神宮茶室なども開放されます。

今回は、そんな神楽祭について紹介します。

では、さっそく日程からチェックします。

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春秋の神楽祭と公開舞楽

神楽祭の日程と期間 2023年

開催日

春:4月28日(金)・29日(土・祝)・30日(日)
秋:秋分の日をはさむ3日間
※2023年(令和5年)の場合 / 9月22日(金)・23日(土・祝)・24日(日)

プログラム

  • 公開舞楽(内宮神苑特設舞台)・・11時/14時
  • 雨天の際は参集殿奉納舞台・・11時
  • 春の神楽祭は4月29日(昭和の日)をはさむ3日間のため、日程は固定されていますが、秋の神楽祭は秋分の日をはさむ3日間となるため、その年により変わります。

    公開舞楽
    本年(2023年/令和5年)の公開舞楽は11時と14時の2回を予定

    御神楽(初日)
    外宮 8時半  
    内宮 10時

    神楽祭は春と秋の2回、3日間開催されます。

    次にみどころ、楽しみ方をチェックします。

    公開舞楽で神楽祭を楽しもう!


    公開舞楽(神楽)
    春:4月28日(金)・29日(土・祝)・30日(日)
    秋:秋分の日をはさむ3日間

    公開時間:11時と14時

    演目:振鉾(えんぶ)・胡蝶(こちょう)・迦陵頻(かりょうびん)・長慶子(ちょうけいし)など。

    公開場所
    内宮神苑の特設舞台

    ゴールデンウィーク前半、伊勢神宮を参拝されるなら春の神楽祭に足を運ぶのも良いと思います。

    実際、神楽祭の期間中は遠方から伊勢志摩の観光とあわせて訪れる人も少なくありません。

    そのほかにも、吟詩舞や能楽、野点の席などが全国の各流各会による奉納行事が神宮でおこなわれ、神宮茶室などの公開もあります。

    神楽(かぐら)って聞いたことがあるけど、いまいち分からない。

    なかには、そんな人もいますよね。

    では、ちょっとした2つの豆知識とあわせて神楽について紹介します。

    里神楽と雅楽(ががく)の御神楽

    • 里神楽は民間で発展した俗楽(ぞくらく)
    • 御神楽は俗に対して「雅(みやび)」貴族、皇族などの高貴な人々に保護され受け継がれてきた雅楽。

    神楽には大きく2通り、里神楽と御神楽があります。

    里神楽は全国各地に伝わるもので舞や楽器も地域によってアレンジが加えられているものもあり、年始に見られる獅子舞も里神楽に含まれる。

    御神楽は雅楽に含まれ、現在では宮内庁式部職楽部に伝わる雅楽、国風歌舞(くにぶりのうたまい)を中心とした神道や皇室とのかかわりが深い舞楽(ががく)。

    雅楽はアジア大陸、中国や朝鮮から伝わったものです。

    しかし、某国に見受けられるコピーではなく日本古来の器楽と舞を融合させて生まれた、発展的な進化をとげた舞楽スタイルが日本の雅楽。

    また御神楽は雅楽であって雅楽でない「御神の舞楽」ともいわれます。

    ちなみに神楽は天岩戸(あまのいわと)神話で天照大御神が隠れた岩戸の前で天宇受賣命(あめのうずめ)という神さまが舞を踊ったものが起源とされている。

    では、神楽祭の公開舞楽の舞はどんなものなんでしょう。

    神楽祭の内容

    神楽舞
    蘭陵王
    中国、北斎の高長恭(こうちょうきょう)の武勇を基にした舞で雅楽では有名な演目のひとつ。

    迦陵頻
    極楽に住む鳥、迦陵頻の舞う姿を4人で表現する。

    胡蝶
    蝶が優雅に飛ぶ光景を表した舞。

    上記は参考までに
    演目は、毎年変更されますが、初日に両宮の神楽殿で御神楽が奉納されるほか、公開舞楽では雅楽の演目、唐楽(唐から伝わった舞楽)の要素が色濃い、迦陵頻(かりょうびん)胡蝶(こちょう)蘭陵王(らんりょうおう)などの演目が披露される。

    神楽祭・観月会|年間行事|祭典と催し|伊勢神宮
    神楽祭・観月会の予定をご案内。雅楽を一般公開し、多くの行事が奉納される春と秋の神楽祭。観月会は中秋の名月に秀歌・秀句を披講する雅な催しです。

    クールジャパン!巫女舞・神楽舞

    巫女
    Cool Japan Mikomai&Kaguramai! 海外から観光に訪れる友人がいるならぜひ見せてあげて欲しいと思います。

    海外でも日本好きな外国人の間で神社や巫女舞、神楽舞を「Cool」カッコイイ!と思う人も少なくない。

    私の友人も何度も日本に訪れていますが、巫女舞や神楽舞を観るチャンスがなかったため、目をキラキラさせて興奮しながら声を上げていました。

    it’s beautiful!Great!Cool!
    The best memories in this trip!
    Thank you!

    とても美しい、素晴らしいよ!カッコイイ!
    この旅行で最高の思い出になったよ!
    ありがとう。

    経験談から外国の友人を招く時には、最初に神楽は静かに観賞するように注意しておきましょう。

    まさか、声を上げるほど感動してくれるとは想定していなかったので声を上げた瞬間周りから刺さるように冷たい視線が向けられた時は違った意味でクール感を味わうことになってしまいます。

    次は期間中にあわせて公開される神宮茶室と林崎文庫について紹介します。

    神宮茶室と林崎文庫

    期間中には、同時に神宮茶室と旧林崎文庫が開放されます。

    ふだんは公開されていないところなので良い記念になると思います。

    でも、正直にいってしまうと楽しいわけではないので美術鑑賞のようなものが苦手という人には退屈かもしれません。

    では、2023年(令和5年)の春と秋の神楽祭期間、カレンダー的にどうなんでしょう。

    ゴールデンウィークとシルバーウィーク2023

    春の神楽祭・ゴールデンウィーク

    2023年のゴールデンウィークは日並びに恵まれず、春の神楽祭の実施される4月29日(昭和の日)をはさむ3日間は金・土・日で3連休にはならず。
    そして、5月1日と2日が平日で3日~5日までの3連休です。

    秋の神楽祭・シルバーウィーク

    秋の神楽祭は秋分の日をはさむ3日間で、2023年(令和5年)は9月22日から24日までですが金・土・日で3連休にはならず。

    ゴールデンウィークとシルバーウィークの神宮周辺の交通情報をチェック!
    年末年始・大型連休中の交通規制

    全国主要都市から伊勢神宮までのアクセス方法
    伊勢神宮アクセス

    伊勢神宮の参拝方法、お守りや神札も事前にチェック!
    伊勢神宮 参拝方法
    伊勢神宮お守り

    神楽祭は春も秋も大型連休のゴールデンウィークとシルバーウィークと重なるため大変に混雑します。
    内宮(皇大神宮)だけでなく内宮前の「おかげ横丁」でもさまざまなイベントが開催されて、伊勢神宮周辺は大賑わいです。

    神宮周辺の混雑緩和のため、例年のこと周辺の交通規制や駐車場の規制などがありますので事前に確認してから伊勢神宮や伊勢志摩を訪れるようにしてください。

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