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2017年の干支「酉」と酉の市の浅草鷲神社・大鳥神社

投稿日:2016年10月11日 更新日:

酉の市と干支の「酉」

2017年の干支は「酉(鳥)年」(とり)。

関東周辺の人は酉といえば酉の市を連想するのではないでしょうか。

縁起物の熊手で知られる年末の酉の市は毎年11月の酉の日に開催される縁日です。

この酉の市と干支の「酉」と意外な関係のある伊勢神宮も実は酉年に参拝したいおすすめの場所でもあります。

なかには初詣に生まれた年の干支やその年の干支にまつわる神社に行くという人もいます。

今回は2017年の干支が酉ということも初詣におすすめの「酉にちなんだ神社」で全国的に分詞(支店)の多い神社と鬼が大笑いするほど気が早いですが2017年の「酉の市の日程」とについてまとめて紹介します。

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では、ささっと3秒で酉の市の日程からチェックしましょう!

2017年の酉の市の日程

一の酉:11月6日
二の酉:11月18日
三の酉:11月30日

2017年は12年に一度の「酉年」の「酉の日」の「お酉さま」の「酉の市」になりますね!

有名な浅草や新宿、目黒の酉の市はこの日開催します。
2016年は二の酉まででしたが、2017年は三の酉まであります。

もう少し深く知りたいという人もいるかも知れません。
記事の後半で酉の市の発祥や起源、酉の日と神話のヒーローとのつながりなどをご紹介しています。

では、本題に戻ります。

酉年(神鶏)は縁起がいい!

2017干支の酉
「酉年は明るい年回りへの準備の年」だという説があります。

これは、おおよそ3年前にテレビや雑誌で大きく取り上げられた伊勢神宮の式年遷宮。

なかでも注目された内宮での「遷御(せんぎょ)」。

「カケコー カケコー カケコー」という神職のかけ声で朝がきたことを告げられた天照大御神が新しい正宮に渡るという神事。

このかけ声(鶏鳴三声・けいめいさんせい)は天岩戸神話にも登場する朝を告げる鳥の鳴き声をマネしています。

朝を告げる鳥といえば、そうですね!
伊藤若沖(いとうじゃくちゅう)もこよなく愛したニワトリの鳴き声「鶏鳴(けいめい)」です。

つまり、鶏(酉)は夜明けをつげる縁起のよい干支

言葉遊びですが、酉は天戸が開き飛躍して戌(いぬ)で笑う。
この年の過ごし方で翌年に笑えるかどうか変わってくるとされます。

少し話が反れますが毎年数量限定で伊勢神宮では置物の「えと守」を12月初旬から授与します。

その年の干支は縁起物でもあるので手に入れられたらいいですね!

えと守の授与がいつからなのか気になる人は伊勢神宮 お守りの記事内で内宮、外宮のほか別宮のお守りや御神札とあわせてご紹介しています。

では、話を戻して2017年の初詣にもおすすめの干支、酉(鳥)と縁が深く全国的に多い神社をチェックします。

酉年の初詣スポット!

東京や横浜など関東近郊
「鷲神社」「大鷲神社」「東京大神宮」
※鷲、大鷲の読み方は、おおとり。

京都や大阪など関西近郊
「下鴨神社」「大鳥神社」

全国的に多い神社
「熊野大社・神社」
本宮のある和歌山のほか北海道、仙台や岩手など東北、福岡博多など九州、沖縄まで全国的に多い神社。

そして、国民の総氏神にして鶏を「神鶏(しんけい)」と呼び大切にしている「伊勢神宮」は酉年に訪れたい開運スポット!

干支の酉と「酉の市」の関係ですが直接的なつながりはありません。
しかし、酉(鳥)にまつわる神さまと「酉の市」には関係があります。

その酉の市は東京を中心に関東では「浅草の鷲神社」や「新宿の花園神社」「埼玉の鷲宮神社(わしみやじんじゃ)」関西は大阪の堺にある「大鳥神社」などが有名です。

ほかには神使(しんし)としての八咫烏(やたがらす)にまつわる下鴨神社、熊野大社・神社が全国的に多い鳥と縁のある神社。

次に干支の酉(鳥)にまつわる神社を人口が多い東京近郊、大阪近郊の順に代表的な神社、その次に各神社と鳥にまつわる話を紹介します。

酉にまつわる神社

酉の市浅草

関東
浅草・鷲神社
祭神:日本武尊、天日鷲命
台東区千束3ー18-7

目黒大鳥神社
祭神:日本武尊、弟橘媛命、国常立尊
目黒区下目黒3-1-2

新宿花園神社
祭神:日本武尊、倉稲魂命、受持神
新宿区新宿5-17-3

東京大神宮
祭神:天照大御神、豊受御大神
造化の三神、倭比賣命
千代田区富士見2-4-1

関西
大鳥神社(大鳥大社)
祭神:日本武尊、大鳥連祖神
大阪府堺市西区鳳北町1-1-2

下鴨神社
祭神:賀茂建角身命
京都市左京区下鴨泉川町59

熊野三山(本宮、速玉、那智)
祭神:総じて熊野権現
本宮/和歌山県田辺市本宮町本宮1100
速玉/和歌山県新宮市新宮1
那智/和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1

ほかにも鶏を境内で大切にされている神社やローカルな縁起で鳥とのつながりのあるところは多々あります。

しかし、今年もこのブログではできるだけ神さまとの関係性があり、さらに初詣でも誰もが行けそうな全国的に分詞、分社の多い系統の神社から紹介しています。

では、この系統でそれぞれ関東、関西に分けて酉(鳥)と神社の関係についてチェックします。

干支の酉(鳥)と神社

鷲・大鳥・鷲宮神社

特に関東の人は「酉」といったら酉の市・縁日を思い浮かべますよね。

この酉の市にまつわる神さまが日本武尊(やまとたけるのみこと)。

酉の市の発祥の地とされるのが東京の足立区にある大鷲神社(おおとりじんじゃ)。

現在では浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)が最大規模の酉の市とされ知名度が高い。

鷲神社は武運長久、開運、商売繁盛の神さまとされる日本武尊だけではなく、冒頭にふれた開運の酉年につながる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の天岩戸隠れに登場する神さまが祀られています。

天岩戸隠れを知らない人もいると思います。

簡単に言えば太陽の神さまが岩戸に隠れてしまい世界が暗くなってしまった。
再び姿を現し世界が明るくなる直前に鳴いた酉(鳥)がいました。

その鳥が吉祥(良い兆し)を運んできたと考えられ、鷲神社の神さまは自らの名前(神号)に鷲の字をもちいて天日鷲命(あめのひわしのみこと)と名のられた。

この神話から伊勢神宮では鶏を神鶏(しんけい)として大切にするようになり、記事の前半で書いていた「鶏鳴三声(けいめいさんせい)」につながります。

そんなつながりで東京のお伊勢さまこと「東京大神宮」も2017年の初詣におすすめです。

東京の中心辺りにあるので交通の便もよくアクセスしやすい。
東京大神宮について気になる人は東京大神宮の初詣と待機場所または東京大神宮のお守りと参拝方法でチェックできます。

また浅草界隈で新年を迎える人は今年は浅草寺もいいけど、良い兆しを運んでくる夜明けを告げる鳥にあやかり天日鷲命(あめのひわしのみこと)と日本武尊をあわせて祀る東京浅草にある鷲神社が初詣に最適かもしれません。

ほかにも新宿花園神社でも酉の市がおこなわれています。

これは日本武尊を祀っていた境内社(けいだいしゃ)の大鳥神社を合祀(ごうし)といって一緒に祀るようになっため花園神社は11月の酉の日に大酉祭として酉の市がおこなわれるようになりました。

ここ数年は新宿の花園神社がアクセスの利便性が良かったり、メディアで紹介されることが増えた府中の大国魂神社が若い人を中心に酉の市のイメージがあるかも知れません。

現在では関西でも酉の市をおこなう神社が増えています。

では、次に関西で干支の酉にまつわる神社をご紹介します。

大阪 大鳥神社(大鳥大社)

伊勢の地で終焉を迎えた日本武尊(やまとたけるのみこと)の魂が白鳥となって飛び立ち最後に降り立った場所として大阪の堺に大鳥神社が創建されたといわれています。

日本武尊は草薙神剣(くさなぎのつるぎ)により連戦連勝の負け知らず。
勇猛果敢な武神として神話では美しい容姿と強さをかねそなえたヒーローとされています。

下鴨神社

全国にある賀茂、鴨、加茂神社の総本宮。

厳密には下鴨神社と上賀茂神社では神さまが違うため、近所の賀茂神社は上賀茂神社の神さまが祀られていて鳥(酉)とは関係のない場合もあります。

また京都では下鴨神社の干支参りが浸透していることから酉年は「志固男神(しこおかみ)」が守護神だとしています。

この志固男神は出雲大社の主祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の別名であり、京都の下鴨神社では境内に十二支それぞれに小さな社があります。

ご祭神はすべて名を変えた大国主大神。
十二の異名ごとに違った性質があらわされ、酉年は希望や強さを参拝者に分かつとされています。

熊野大社・神社

一度くらいは聞いたことのある神社だと思います。

地域的には西日本に多いですが全国的にも北海道から九州、沖縄まで熊野系の神社はくまなく点在しています。

今回の主役は神さまではなくその神使(しんし)「八咫烏」です。

八咫烏はサッカー日本代表のシンボルマークでもある三本足のカラス。

カラスに良い印象をもたない人もいるかもしれませんが、熊野古道で知られる全国の熊野神社の総本宮「熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)」では神さまの使いとされています。

また神話では神武天皇の道案内をしたことから導きの神ともされている。

一説では神さまの使いではなく下鴨神社の神さま賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の化身ではないかともいわれています。

次に日本武尊と浅草酉の市のかかわりについて紹介します。

浅草の酉の市と熊手

酉の市熊手
酉の市のはじまりはご祭神として祀られている「日本武尊」が東夷征討の際、浅草の鷲神社に戦勝を祈願してその戦いに勝利。

その勝利した報告と感謝のお礼参りをされた日が11月の酉の日だったため鷲神社では大切な日として酉の祭「酉の市」としてはじまりました。

酉の市では縁起物をあしらった熊手を見かけると思います。

熊手もお礼参りをされた時に神社の前に立っていた松の木に武具のひとつだった「熊手」をたてかけ勝ち戦を祝ったとされる故事から売られるようになりました。

現在では縁起物で飾った豪華なものが主流ですが、当初は落ち葉をかき集めたり、砂をならすために使う道具としての飾り気のない熊手が売られていました。

しかし、江戸の商人や浅草の氏子らによって金銀財福をかき集める縁起の良いものというふれこみで縁起物を飾り付けた「縁起熊手」が売られるようになると、新しいもの華やいだものが好きな江戸っ子に人気となり縁起物としても熊手が広まったようです。

※酉の日や酉の市には神道、仏教でその起源や考え方など違いがあります。

また地域や神社での特別な事情がない限り、酉の市は11月の酉の日におこなわれます。

余談ですが、なかには日本武尊といえば熱田神宮じゃないの?

そう思った人もいるかもしれません。

確かに昔から「草薙神剣」を祀る熱田神宮の主祭神は日本武尊ではないかという説が根強くあります。

私も個人的には日本武尊であってほしいと思いますが、ここでは誰もが混乱しないように熱田神宮のオフィシャルな見解に従っています。

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