神棚の買い替え・取替えのタイミングと処分の仕方

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神棚処分 伊勢神宮のいろいろ
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神棚の買い替え・取替え

毎年、初詣には新しい神札やお守りをいただく人は多いですよね!

他にも縁起物の熊手や破魔矢もいただいている人もいるかも知れませんね。

今回は年末、新しい年を迎えるのにあたって「神棚の遷宮」について書いてみます。

では、さっそく神棚の祀り方として「祀り始め」や宮型(社殿)や神具の「買い替え・取替え」のタイミング

「処分(納め)」方法を順に紹介します。

ちょっと待って!

神棚の遷宮、そんな言葉は辞書にないけど。

そうですね、この言葉は造語でひとつの例えです。

キーワードは「遷宮」の部分です。

神棚の遷宮

この記事を読んでいる人なら神宮で「遷宮(せんぐう)」を何故おこなっているのか知っていると思います。

なかには忘れてしまった人もいるかも知れないので簡単に説明します。

神さまの力をよみがえらせる。

神宮では二十年に一度の決められた周期でお宮(神殿)から神宝などの装飾品すべてを新しいものに取り替えます。

厳密には他にも諸々ありますが、大まかにこれら一連を「遷宮」といっています。

神さまの力「神威(しんい)」を常に若々しく保つため、新しく清らかで清潔な神域を維持させています。

みなさんは、お守りや神札をいただいていますか?

毎年、新しいものをいただく人は少なくないと思います。

伊勢神宮のお守り・神札

では、神棚はどうでしょう?

長い期間、ずっと取り替えていないのではないでしょうか。

実はソレって落とし穴なんです。

せっかく新しい神札やお守りをいただいているのに神棚が何十年も前のものというのは神さまの力にブレーキをかけているようなもの。

毎日、何十人もの神職さんによって清らかに保たれている神宮ですら二十年に一度すべてを新しくします。

罪穢れが充満している下界。

神社の注連縄は神さまの世界と人間界の境界線で穢れたものから結界をはって神さまを守っています。
神棚のしめ縄
神棚にも注連縄を飾りますよね。

これは同じ意味を持っています。

それでも特に家庭の神棚は日々の生活に密着していて家族にかかる災いや穢れを祓い除けている最前線基地です。

例えるなら激流の中でドッシリ構える大きな岩、堰(せき)のような存在。

それによって流れは落ち着き、土手が崩れずにすんだり、ゆるやかになって人が渡っても流されなかったりする。

でも、台風のあと岩や堰には流木やゴミが溜まっています。

当然のことキレイに掃除をして取り除かれます。

しかし、なかには見えないキズや汚れが付着したりてしまいます。

家庭の神棚だったら具体的に喫煙される人がいたらタバコのヤニ。

榊、神酒、水の交換でうっかりということも長い間に数回はあると思います。

とはいっても、あまりに目立つシミやキズでなければ、すぐさま新しい神棚に買い替える、取替える必要はないと思います。

だけど、神棚は人に例えると顔です。

若いときは気にならなかったシワやシミが年を重ねると洗顔してメイクしても違うなーって思うことありませんか?

神棚も同じように最初はキメ細かい色白の表面が少しずつくすんで掃除をしていても、きれいに見えても見えざるもので穢れが積み重なってきます。

え?
神棚は長く祀っておく方が良いって聞いたことあるけど!

そうですね。

神棚は家を守るものだから同じ神棚を長く祀っている方が良さそうに思います。

実際、神社でも遷宮の年よりも神さまが引越しをしてから1年ほど経ってからが良いといわれます。

それは新しい神殿や神具の細部まで神さまの神威が行きわたるからという考えからです。

神棚も同じでお祀りした年よりも翌年の方が神さまの力が家の隅々まで行きわたります。

だから、それも正解。

では、なぜ?

それは長く神棚を祀るのと、古い神棚を祀りつづけるのは違うからです。

一般的に普及している神棚や神札・お守りと神社の社殿やご神体とは似て非なる次元のものです。

自宅の神棚や神札を何十年、何百年お祀りしても文化財にはなりません。

最高級の美術的価値のある神棚ならまだしも一般の神棚は数年を目処に新しくされることをおすすめします。

といっても、神棚を新しくするのは罰が当たりそう。

そんな風に思う人もいると思います。

当然、むやみやららに神棚を取替えるのは住み慣れた神棚から強制退去させるようなものです。

では、どんなタイミングでいつ神棚を取替え・買い替え、交換したらいいの?

神棚を祀る・取替えるタイミング

神棚処分
・始まりのとき
・再起のとき
・お礼のとき

神棚を祀るタイミング、きっかけは基本的にこの3つだとされます。

始まりのとき
家を新築
引越しで新しい土地に住み始める就職をする
一般的に新しい生活がスタートするとき。

会社を起業するときや、はじめて神棚を祀るのも始まりのときですね。

何かしら事を始めるときに神棚を祀るこれが一番多い。

再起のとき
転職
職場復帰
心機一転

例えば、心機一転して新たなことにチャレンジする時に神棚を新しくするのも良いとされます。

また転職や子育てから職場復帰をしたり、再び新たなスタートをするとき。

お礼のとき
神棚というよりも神さまには日々感謝のお祈りをしますよね。

それとは少し違って、何かしら自分や家族にとって節目となる祝い事や出産で家族が増えた、病気や怪我をして完治したり、退院したとき。

・分かりやすくいえば、結婚や就職を家族がする。
・出産で新しい家族が増えたとき、子や孫の誕生を感謝し、お礼するとき。
病気や怪我などの厄や災いを軽くしてくださった感謝とお礼。
・一番身近なことなら、合格祈願や安産祈願、就職祈願をしてその願いが叶ったとき。

以上が神棚の取替え、新しくするタイミングやきっかけとされます。

神棚を買い替え・取替えたとき、はじめて祀る時には神具店や通販で購入した神棚を神社に持参して清めのお祓いを受けるのが理想的。

神棚の処分・買い替え・取り換えの目安

10年~15年
最長でも20年

地域によっては毎年変えるところもあります。

ここでは全国的に一般的なところで10年~15年、最長でも20年です。

私自身、どうかなと振り返ると確かに高校か大学、就職の時に祖父母が新しい神棚に取り替えた記憶があります。

そう考えると妙に納得する目安だなと感じました。

伊勢神宮にならって最長でも20年に1度は神棚を買いかえるのが良いようです。

神具はさらに対応年数が短くなります。

神具の交換、買い替え・散り替え

長い年月が経つと本来は白い神具が汚れてしまったり、掃除をしていて割ってしまうこともあると思います。

その際は神具だけを交換してください。

忘れがちな神棚に飾る「榊(さかき)」も月1回~2回、交換されるとベストです。
造花でも良いのですが、年始や何か新しいことを始める時などは瑞々しく生命力のある国産の榊(さかき)を飾る方が良いといいます。

神棚の配置「方角と祀り方」とおすすめの神棚セット

最後に取り替えた古い神棚をどうしたら良いのか。

古くなった神棚の納め(処分)

古くなった神棚は氏神さまや近隣で神職さんのいる大きな神社にてお祓いを受けて神棚を納める(処分)のが、理想的です。

お守りや神札の処分と期限

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